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注文住宅を建てる時、間取りをどうするべきか悩む人が多いでしょう。一生に一度の買い物だからこそ妥協はしたくないけど、どこを重視して決めればいいのかわからずなんとなく決めてしまいがち。注文住宅を建てて後悔しないために、快適で住みやすい間取りを提案していきます。
注文住宅の間取りを決める時、まずは生活導線を考えるのが鉄則です。生活導線とは、リビングやキッチン・トイレなど日常生活で行き来する際の道筋のようなもの。生活導線が複雑であればあるほど、余計な労力や時間を要してしまい、「疲れる」「住みにくい」と感じやすくなります。 「インスタ映えするおしゃれな家に住みたい」と考える人も多いですが、見た目より先に生活導線を整理するのが重要です。直線や円など生活導線をシンプルにまとめられるような間取りを意識しましょう。
注文住宅を建てる際に陥りがちな失敗例は、風通しが悪いことです。風通しが悪いと、家全体がジメジメしてカビの原因になったり室内干しができなかったりデメリットだらけ。風通しをよくするためには、窓の配置が重要になります。
一部屋に窓は2つあるのが一般的といわれており、なるべく対角線上に窓を設置すれば風が吹き抜けて風通しがよくなります。どうしても対角線上に窓が設置できない場合は、天窓を設置するのもありです。
水回りは、キッチンや浴室など日常生活で大きな割合を占める重要なポイントです。また、清掃面でも水回りは時間を要する部分なので、なるべく時短できる配置作りを心掛けましょう。たとえば、洗濯機から脱衣場・浴室まで導線が直線になれば、「脱いだ服を洗濯機に入れる→お風呂に入る」という流れが作りやすいです。また、浴室乾燥機を使う場合、洗濯機と浴室が近いほうが手際よく干せます。
生活導線と同様に、水回りも導線を意識しながら間取りを決めるのが大切です。
快適にすごせる家づくりを目指すなら、日中は電気をつける必要がないほど日当たりのいい部屋がほしいものです。一般的に「南向きが一番日当たりがいい」といわれているので、つねに日当たりを確保したいリビングや庭は南向きが適しています。逆に、仕事場や書斎など落ち着いた雰囲気を出したい部屋には、そこまで日が差し込まない北側がおすすめです。
毎日使う台所の間取りは、とくにこだわりを持つ人が多いです。自分にぴったりな台所を作るためには、今使っている台所のメリットとデメリットを書き出しましょう。
不満がある場合、どうすれば満足できるのか考えれば、自然と自分の理想の台所が見えてくるでしょう。
玄関は、家に入った時に1番最初に目がいく場所なので、こだわりたい人も多いでしょう。玄関は、デザインやレイアウトも大切ですが、収納スペースの広さも意識したいものです。手持ちの靴の数に応じて、どれくらいの収納スペースが必要なのか確認して、シューズクロークを置いたほうがいいのか考えます。
シューズクロークを置く場合、近くに換気扇を設置しないと空気が籠ってニオイの原因になりやすいので注意しましょう。
注文住宅で階段を作る際、寸法や形など自由に決められる分どれが1番合っているのか悩みますよね。階段は主に4種類あり、それぞれメリット・デメリットがあります。
家族構成や他の間取りを参考に吟味するといいでしょう。
収納スペースは、ただ広い空間を確保すればいいわけではありません。「広さ」より「場所」「使いやすさ」を意識すると失敗が少ないです。たとえば、リビングにウォークインクローゼットがあると一見便利に見えますが、クローゼット自体幅を取るものなのでリビングが狭く見えてしまいます。
また、屋根裏収納や床下収納は、実際に何を収納すればいいのかわからず結局使わないパターンが多いです。収納スペースは、どの場所でどんなものを収納したいのか明確にしておけば、無理に広いスペースを確保しなくても不自由なく生活しやすくなるでしょう。
ロフトは、スペースを確保しつつ床面積を抑えられるメリットがあります。とくに、床面積が狭い縦長タイプの注文住宅を検討している場合、ロフト1つあれば生活空間が広く使えるのが魅力です。ちなみに階段を作るのとロフトを作るのは、コスト面ではそこまで大きく変わりません。
「天井高は1.4メートル未満、面積は下の階の2分の1まで」などの条件がクリアできれば、「ロフト」として扱われ固定資産税が課税されないからくりがあります。広さがない分いろいろ制約がありますが、収納スペースや子ども部屋など使い道はたくさんあります。
サンクンリビングとは、床を一段掘り下げた部屋のことです。ローリビングとも呼ばれ、天井が高くなりリラックス空間が演出できる効果が期待できます。ソファやダイニングテーブルなど大型家具を置いても、サンクンリビングなら圧迫感を感じにくいのも魅力です。
他の部屋とサンクンリビングの間に段差がある分ケガのリスクが出てくるので、小さい子どもや年配の人と住む場合は注意したほうがいいかもしれません。
スキップフロアとは、1つの部屋に所々段差や数段の階段をつけて、「なんちゃって2階・3階」を作ることです。天井高や広さの制限があるロフトと比べて、広い空間が確保できるスキップフロアのほうが使い道がたくさんあります。収納スペースはもちろん、書斎や洗濯物干し場にもおすすめです。
ただし、ロフトではなく「階」として扱われるので固定資産税が発生します。
注文住宅の間取りを決める際は、施工会社との打ち合わせが必須です。「相手のほうがプロだし詳しいから」といってなんでもかんでもお任せにすると、どんどん自分の理想とかけ離れた家が出来上がります。そうならないために、予め自分たちが希望する間取りやシチュエーションを担当者に伝えるのが重要です。
せっかく自由に決められる注文住宅だからこそ、妥協せずにどんどんアイディアを出していきましょう。
注文住宅を建てる際は、建築費用以外に土地代や手数料などお金がたくさんかかります。予め設定した予算をオーバーして、「初めてでよくわからないから」「もう施工会社に頼んじゃったから」とそのまま受け入れてしまうケースが多いです。そうならないためにも、土地や建築費用の相場を事前に調べておくようにしましょう。
たとえば、建築費用だけでも相場として1,000万円以上かかるとされています。それでもかなりシンプルな造りになるのは間違いないでしょう。2,000万円代から内装や素材にこだわれるようになり、4,000万円以上になれば間取りから外観まで自由に作りやすくなります。
注文住宅の相場を理解した上で、常識的な範囲で提示した予算内で収まるように施行会社に念押ししてみましょう。
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